制作ソフト2021.04.30
新しくなったCinema4D S24
2021年4月13日、Cinema4D S24がリリースされました。
新たに追加された新機能と改善点をご紹介します。
新しい配置ツール、アセットブラウザの追加、新しいコアのシーンノードやアニメーションなど主要なワークフローの強化が行われています。
1)配置ツール
a)配置ツール
オブジェクトを互いにドラッグ・アンド・ドロップするだけで、選択したオブジェクトを他のオブジェクトの表面に簡単に配置することができます。他のツールに切り替えることなく、オブジェクトの移動・スケール・回転ができます。
b)スキャッターペン
ビュー内でドラッグするだけで、オブジェクトをサーフェスに散布して描くことができます。やり直したい時は、削除ツールで消すことができます。
c)ダイナミック配置ツール
選択したオブジェクトを一時的に動的オブジェクトに変換して配置します。オブジェクトをランダムに配置できる便利な機能です。
2)新しいアセットブラウザ
モデル、マテリアル、その他のアセットを簡単に検索し、3Dシーンで使用できます。C4Dのサブスクリプションで利用できる膨大なアセットライブラリだけでなく、オンラインまたはローカルのアセットデータベースを閲覧、検索できます。キーワードを使用してアセットを簡単に検索し、独自のキーワードをアセットに割り当てることもできます。アセットをお気に入りとして保存ができ、ブラウザ上で全てのアセットの情報も表示されます。
3)アニメーションワークフローの向上
S24は、R23で導入されたキャラクターアニメーション機能をベースに、よりパワフルなアニメーションワークフローの強化を実現しています。
キャラクターオブジェクトのカーリグを使えば、4つの車輪を持つあらゆるものを簡単にアニメーション化することができます。スプラインに沿って車をアニメーションさせるだけで、ホイールは適切に回転し、シャーシはモーションパスと地面に基づいて自動的にドリフトまたは傾くので、リアルな交通シーンにしたり、壮大なカーチェイスを数分で作成することができます。
4)シーンマネージャ/シーンノード
S24ではシーンマネージャを導入しました。パワフルなノードベースのアセットを使用して、プロシージャルジオメトリやシーン全体をこの新しい階層ベースのビューで構築したり、継続的に進化するシーンノードエディタで同じオブジェクトを表示することができます。
その他、UV、ビューポート、ワークフロー、ファイル交換、 Magic Bullet Looks 、REDSHIFTの統合が強化されています。
ぜひ新しいS24を体験してみてください!
詳細は下記リンクより
https://www.maxon.net/ja/