制作ソフト2020.10.13
CINEMA 4D R23がリリース
新しいR23は、S22で追加された優れたUVとビューポートのアップデートに加え、更に改良が加えられています。今回多くの新機能の追加と改善が行われたので紹介いたします。
アニメーション機能
・キャラクターのポーズをサムネイルとして保存、他のキャラクターでも使用できるようになった「ポーズライブラリ」。
・異なるキャラクタースケルトンでモーションを変換できるようにする「リターゲット」追加。
・キャラクターの一部の変形を簡単にスムーズにするデフォーマー「デルタマッシュ」追加。
・新しいキャラクターテンプレート、カートゥーンでよく見られる曲げやねじりの動きを簡単にする「トゥーンリグ」と表情を簡単に作れる「フェイスリグ」の追加。
・フェイスキャプチャーやボディキャプチャーができるアプリのデータを取り込むことができる機能「Moves by Maxon」を標準化。
その他に、フィルタリング、キーフレームの変更、プレビュー/プロジェクト時間の変更、タイムラインの変更、マーカーの機能強化、インポート/エクスポートの機能強化など、ワークフローの機能強化も多数あります。
モーションキャプチャデータ
モーションキャプチャスタジオであるCentroidとコラボをし、キャラクターに使用できるランニング、座っている、歩くなどのモーションキャプチャポーズを多数提供しています
UV機能強化
・全てのオブジェクトを選択して同じUVに表示し、重複がないことが確認できる。
・UVエディターにグリッドが追加され、UV要素を頂点、エッジ、中点、グリッドとピクセルにスナップできる。
・ポイントとエッジの選択を簡単に整列と直線化し、ポリゴンの選択を長方形化し、エディターでパスを選択し、選択を拡大や縮小ができる。
・ビューポートにUV歪みを表示することができる。
ビューポート
・反射される距離の設定 機能が進化している。
・Red Giantのプラグインの「 Magic Bullet Looks 」で、レンダリングした画像に対して様々なエフェクトをかけることができる。
ノードの強化(プレビュー)
・以前はマテリアルでのみ使用されていたノードベースが、オブジェクトの管理まで行えるようになっています。
・ノードベースによるプロシージャルなモデリングやアニメーションを実現する
・3Dスキャンしたオブジェクトを均等なポリゴンに変更する「リメッシュジェネレーター」が新たに追加。高品質を維持しながら、メッシュ内のポリゴンを均一にします。
ワークフローの改善
・usd、obj、fbxなどのモデルのインポートとエクスポートのサポートがさらに強化。
・Pythonライブラリがpython3に更新。
R23はサブスクリプションだけでなく、永続ライセンスの方もアップグレード可能なバージョンですので、ぜひお試しください。
Cinema4D R23体験版
bit.ly/c4ddemo
R23の詳しい情報はこちら
https://www.maxon.net/jp/