HARD & SOFT

制作ソフト2016.03.10

Adobe Illustrator

概要

アドビシステムズ社製のベクタ形式と呼ばれる画像(ベクター画像)を主に扱う、グラッフィック制作ソフトです。元はアドビシステムズの社内用として用いられるフォント制作などの編集ソフトだったそうです。

直線やベジェ曲線、円などの図形を組み合わせて描画を行い、イラストやロゴ制作、素材のレイアウト、印刷物のデザイン等の作成に適しています。
PhotoShopは画像の編集がメインとなりますが、Illustratorでは名前の通り、イラストの作成をメインに行ないます。
Illustratorで扱うベクター画像は、PhotoShopで扱う点の集まりで描画するビットマップ画像とは異なり、図形の拡大や縮小を行なっても画像が劣化しない事が利点となります。大きさを問わず様々な媒体の制作が出来る為、デザイン制作の現場で重宝されています。
例えば、一枚のポスターを制作する場合、スタジオで撮影したメインの画像はPhotoShopで修正作業を行い、Illustratorで修正した画像を取り込み、その他にコピーやロゴの作成とレイアウトの調整を行ないます。ソフト毎に役割が分かれているため、分業で行なうことで品質の高い制作物を作成することが可能となります。

Illustratorの得意分野

・イラスト制作
・ロゴ、アイコン、フォント制作
・レイアウト(テキストの段組・写真との組み合わせ・文字間調整)
・写真やイラストの配置(等間隔・整列・マスク処理)