HARD & SOFT

プロジェクター2019.10.15

超短焦点プロジェクター

概要

短焦点プロジェクターとは、投射画面まで必要な焦点距離が近くても投射できるプロジェクターです。短焦点プロジェクターの中でも特に、投射画面から30cm話すだけで80インチ以上を出せるものは、超短焦点プロジェクターとよばれ、再至近で12cmほどの距離から48型を投射できるものもあります。

小さなデスクや打合せコーナーなど、プロジェクターからの距離を取れない狭い場所でも設置できる利点はありますが、機種によっては微妙な歪みが生じる場合があり、高い技術が必要なため機器の値段が、同等の解像度、明るさのものに比べて高額になります。

実用例

2019年に小田原城天守閣で行われたプロジェクションマッピング展示「北条五代百年絵巻~五代の緒」 では、RICHOのミラー反射式の超単焦点プロジェクターが12台も使われました。RICOH PJWX4152Nはネットワーク接続にも対応しているため、複数台のプロジェクターをLANケーブルでつなぐことにより、いくつかの投射画像を連結させ、大きな一枚絵を作り出しています。

また、この機種はクイックスタート/ダイレクトシャットダウンが可能なため、連日の展示会場での投射などもスムーズに行っておりました。

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